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昨年はパンデミックの影響でバーチャル開催となった医療機器展「MEDICA」ならびに国際医療機器技術・部品展「Compamed」ですが、今年はリアル開催となります。 会期:2021年11月15日(月)~11月18日(木) 渡航時の制約から出展を見送る日系企業様も多いなか、出展を英断された以下の企業のお手伝いをさせていただきます。 株式会社スミロン様  Halle 5 / A35 E.S.Q.様  Halle 14 / A03 在欧州の方々で訪問の機会がございましたら、是非、お立ち寄りください。 その他にも幾つもの展示会が動き出しており、徐々にではありますが確かな経済回復の手応えを感じております。  

作品配信サービスのnoteに過去に書きためたコラム記事を公開しています。 リンク: https://note.com/translator_essay 2005年~2010年にある通信社のために執筆したコラム記事の抜粋です。 掲載から時間が経っているので時事テーマは除いて、それ以外の日独文化のテーマを中心に記事を紹介してまいります。 週3~4本ほどのペースで、できれば季節に合わせて投稿していきたいと思います。 一口コラムですので気軽に読める長さです。仕事には直接関係のないコラムですが、ご笑覧くだいませ。

2021年6月9日に日本翻訳連盟(JTF)がオンラインで開催した翻訳・通訳業界調査報告会を視聴しました。 日本のLSP(翻訳会社)と個人翻訳者を対象として、2020年秋に実施された「コロナ禍による事業影響」と「機械翻訳の利用状況」に関する調査の分析が発表されました。個人の部では、これに翻訳者の年代、性別、収入、単価推移の分析が加わります。 コロナ禍による事業影響について、ほぼ想像通りで新しい発見はありませんでした。LSP大手に影響が比較的少ないというのは、ポートフォリオが大きいほど、そのなかに「勝ち組」産業が網羅される結果ではないかと思いました。 MT(機械翻訳)については、大手LSPを中心に利用が広がってきていることがデータから明白に読み取れます。全体の3割がすでに導入済み、また同3割が今後の導入を検討中のとのこと。当然ながら大手のほうが取り扱う翻訳量自体も多いわけで、MTの絶対量は確実に増えているものと思われます。また、PE(ポストエディティング)を既に受託している個人翻訳者(専業)も3割近に及びます。 調査からは見えてきませんが、本当はソースクライアントである産業界でのMT使用状況が気になるところです。しかし、社内翻訳者の36%強がMTを使用しているので、その数字が企業におけるMT普及の裏返しなのかもしれない、という趣旨のコメントがありました。 日本市場に限った調査ではありますが、今後の翻訳業界の方向性について重要な示唆が得られました。 (*元データについては、2020年度翻訳白書(第6回業界調査報告書)として通販サイトから購入可能。)  

2021年4月26日に日独産業協会(DJW)開催のオンラインシンポジウム「昨日の未来 明日のトレンド – 日独経済関係への展望(第一弾)」に参加しました。 これまでも折りに触れて同協会のシンポジウムには参加してきましたが、オンラインになってからの参加は今回が初めてでした。ブレイクアウトルームに分かれての参加型イベントは新しい取り組みで興味深く思いました。基調講演は国政レベルのマクロな話でしたが、それに続く個別セッションのテーマはぐっと身近に感じました。 私は「 デジタルコミュニケーションのプロセス」に参加させていただきましたが、仕事に役立つ有益なヒントが得られました。また、シンポジウム後のオンラインネットワーキング(Wonder.me使用)にも参加し、楽しいランチタイムを過ごしました。 ちなみに、10月には「スマート・インフラストラクチャー | データと人工知能 | 企業の責任」のテーマで、シンポジウム第二弾が予定されています。 機械翻訳の躍進がめざましい昨今、AIは翻訳者にとっても注目のテーマです。 詳細はこちら(DJWサイト:) https://www.djw.de/ja/veranstaltungen/djw-veranstaltungen/zukunft-von-gestern-trends-von-morgen-perspektiven-fuer-die-deutsch-japanischen-wirtschaftsbeziehungen-teil-ii

機械翻訳(MT)はクラウドの使用を前提としているので、弊社ではデータ保護の観点からお客様の同意なしには使用できないものと考えています。 そのなかで最近、原文データの権利者ならびにお客様の同意のもとに、機密保持要件を充足する有償MTエンジンを利用して大量の翻訳を手がける機会がございましたので、ご報告いたします。 原文は100頁以上にわたる独語報告書雛型で、お客様は概要の把握のためだけに翻訳したいとのことでした。弊社ではお客様のご予算に応じた軽いポストエディティングを入れながら、それを情報収集用の資料として機械翻訳しました。CATツールにMTエンジンを組み込んで使うことにより、原文レイアウトを保持した翻訳として仕上げることができました。また、ポストエディットを含めたリードタイムも比較的短く、お客様にもご好評いただきました。 大量の文章の翻訳では、まずMTの粗訳で内容の重要性を判断し、精確な翻訳が必要な範囲を絞るというような進め方もできます。詳細については、お問い合わせください。

例年、通訳者仲間で新年会を催してまいりましたが、今年は以下の日程でオンライン開催します。 参加をご希望の方はメール(info@trans-sa.de)でお申み込ください。 一部:2020年1月15日(金) 午後7時から 勉強会(詳細はメールでお問い合わせください) 二部:同日 午後8時から 親睦会 有意義な情報交換の機会となることを祈っております。

勝手ながら、弊社では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。 2020年12月28日(月)から2021年1月1日(金)まで 年明けは2021年1月4日(月)より平常通り営業いたします。

デュッセルドルフで秋口に予定されていた大型展示会について、先日、正式に開催中止が決まりました。今年はバーチャル開催になるとのことで、その動向が注目されます。 一方、これまでに中止になった展示会を訪問する予定だったお客様から、通訳が市場調査を受託し、成果を挙げている例もございます。また、従来からドイツ語でのコレポン業務を手がけている通訳などもおります。 国際展示会への出展・訪問が難しい今、現地のビジネスノウハウをもつ通訳を買付けに、また欧州企業へのアプローチにご活用されてはいかがでしょうか。

3月中旬にドイツで接触制限が敷かれてからの3ヶ月間に、弊社と取引のある通訳者とのオンライン交流会を合計3回開催しました。 通訳にとっては厳しい状況が続くなかでも様々な知恵が出され、いずれも有意義なセッションとなりました。また、普段は交流が難しい遠隔地からの参加もあり、オンライン開催のメリットを感じました。 弊社ではこれまでにも通訳者の勉強会(実地対面)などを企画してきましたが、今後暫くはオンライン交流会に移行せざるを得ないかもしれません。 交流会で取り上げて欲しいと思うテーマなどあれば、是非、お寄せください。

コロナウイルスの感染拡大によりお客様の出張が難しい現状を受けて、オンラインでの通訳体制を強化いたしました。複数端末によるマルチチャネル化で、ウィスパリングにも対応。詳細(使用するプラットフォーム等)は個別にご相談ください。