取引事例のご紹介

ケーススタディ ~通訳の現場から~

福島県 様
NRW州との連携の支援に関する通訳

お客様の声
「この度のドイツ出張時の通訳業務にご対応いただきありがとうございました。お陰様で円滑に現地の方とのコミュニケーションを取ることができました。」

「現地での臨機応変なご対応に感謝しております。これまでの経緯を熟知されているので安心して通訳をお願いできます。」
(福島県庁関係者)

新井からコメント

福島県とNRW州が締結した二つの協力覚書の調印式にて、通訳を務めさせていただきました。さらに、福島県の使節団などにも度々、随行する機会に恵まれました。企業訪問では最先端技術に触れることができ、いつも大変勉強になります。
また、MEDICA/COMPAMEDに出展する福島県企業のお手伝いをさせていただいているほか、E-Worldでも通訳の手配を公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会から受託しております(入札により受注)。微力ではございますが、福島県の復興に向けた取り組みに少しでもお役に立てればと思い、常に誠意をもって通訳に臨んでいます。

 

Fukushima 視察先で市長の歓迎を受ける使節団

 

写真 : Westfälische Nachrichten Greven


福島県では、2011年3月の震災後の復興に向けた取り組みとして、NRW(ノルトライン・ヴェストファーレン)州との連携を進めています。また、日本貿易振興機構(ジェトロ)の地域間交流支援事業(RIT事業)も活用しながら、ビジネス面での交流にも力を入れております。こうした取り組みが実を結び、2014年2月、福島県は再生可能エネルギー振興に関するNRW州環境省と協力覚書を締結しました。それに続き、同年9月には州産業省との医療機器関連産業の振興に関する協力覚書の締結に至りました。
福島県はこれまでに何度もNRW州に使節団を派遣しており、関係官庁の訪問だけではなく、現地企業も訪問しています。

前述の覚書には、互いの地域の展示会を通じた交流も内容として盛り込まれています。具体的には、デュッセルドルフの医療機器見本市「MEDICA/COMPAMED」に福島県企業が出展し、郡山市の医療機器設計・製造展示会「メディカルクリエーションふくしま」にNRW州企業が出展する交流が既に始まっています。再生可能エネルギーの分野においても、エッセンの国際エネルギー・水専門見本市「E-World energy & water」と郡山市の「福島復興再生可能エネルギー産業フェア(REIF)」で同様の交流が行われています。